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■決勝戦
第10回記念大会の王者を決める日、熊谷ラグビー場は桜色に染まりました。桜のつぼみ硬く、遠くの山並みの頂が白く、春まだ浅いと思う開幕の日でした。決勝の日、今日、決勝のステージ、熊谷ラグビー場は力強い春の日差しに照らされました。
32チームの参加で始まったこの大会、その頂点に立つ1チームが今日決まります。
春のこの大会に挑戦出来るのは在学中2度しかありません。
これから始まるこの季節、スタートの春です。
頂点を競う
準備
全国大会
部旗が2旗になりました。今年は予選リーグという新しい形式が導入されました。いつもより多くの参加チームで開催、その中を勝ち抜いた2チームです。
節目となる今回、また新しい次へと繋ぐ今日です。
アップ練習は試合開始のだいたい1時間前位から始められます。
暖かく、選手たちには暑いくらいの陽気となった今日は、汗もかき水分と、ミネラルの補給も大切となります。十分なパフォーマンスを引き出すには、体が十分に動かないことには始まりません。今日試合を行うことがわかっている。今日の気候もだいたい予測できる。選手たちが万全の状態で試合に望めるように、その体調管理は、前日、いいえこの大会に入ってから今日の日を見据えて調整されてきたのでしょう。
いくら技術が、能力がすばらしくても、心身ともにベストである上に成り立つことです。
決勝戦が始まる前、中学生の試合が行われていました。 スクールの6年生の中でも大きいと思う子供がいましたが、中学生は、ほんとうに大きいです。みんなスラリとしていて、ヘッドキャップをかぶっていないと、ラグビー?と思ってしまうような体型です。
高校生の選手との大きな違いは堅さ?キュッと密度が高い、濃縮されているのが高校生、筋力が違うのでしょうね。
中学からラグビーを始めたらしい選手が「ここまで来ただけでも、すごいこととおもいませんか?」と監督に話ていました。彼は最近まで、野球をしていたようです。
ここ熊谷では、全国選抜大会が毎年行われます。
彼が高校でも、ラグビーを続けてくらたら・・・。今日ここで観た試合が彼の記憶に残ったら!と思うニジローです。
もう一つの顔
初優勝
センターポール
ここ、熊谷スポーツ文化公園を目指すとき、この大きなドームを目印に来ます。本当に大きいドームです。手前に人が写っているのわかりますか?
このドームもここの公園の一部でしかありません。
そしてこの公園は防災避難基地となっています。このドームの隣りの陸上競技スタジアムには防災倉庫が設備されています。
毎日の市民の憩いの場、そして何かあったときの避難場所、市民の身近にある施設です。
第10回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会の勝者は東福岡高等学校です。この大会を通じてその戦いかたは安定していて、この春の時期のチームとは思えないくらいでした。
得点を奪いに行く!どこからでも、いつでも選手全員、攻める気持ちを折らないチームだと感じました。得点差とかそんな感覚ではない様子。このプレーでゴールを奪う。それが試合中続く感じです。
その結果が得点であり、勝利に結びつく。1対1の接点においてもそうです。ボールを敵に渡さない。仲間が来るまで保持します。また仲間も相手にわたすもんか!当然同じ気持ちで相手も戦っているのですが、仲間との呼吸というかそれが紙一重なんです。それが大きな紙一重です。
対戦相手が変わっても、自分たちのこのリズムを崩しません。かみ合わない雰囲気になろうとしても、全員が落ち着いていて、焦ることなく修正していけます。
優勝を手にしたこのチーム、更に磨きをかけていきのでしょう。また、敗れ去ったチームは、このチームのリズムを崩していくべき練習をすでに始めていることでしょう。ただし、練習の練習ではこのチームを上回ることは困難です。試合は勝ち負けを競います。勝ったものにしか栄冠はありえません。そして二度と同じ戦いはありえないのです。
試合終了、大会が幕をおろしました。
部旗が降ろされます。
天候の都合で今大会で32の部旗がこのポールに掲げられることは残念ながらありませんでした。
決勝トーナメント、8の部旗からです。
勝ったチームの部旗しかこのポールには残りません。 選抜大会ではこの部旗がチームの象徴として取り扱われます。チームのジャージとはまた違いますが、それぞれのチームの部旗を改めて確認できるのもこの大会ならだと思います。
センターのこの場所に上る。それは、新しいチームの最初の目標であり、そしてこれからの自信となることでしょう。
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