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Chapter-2 疲労骨折
一般的に骨折と聞いて、思い浮かぶのは、外部からの大きな衝撃で折れてしまう事を想像されると思います。しかし、骨折とは外部からの衝撃以外の原因でも起こる事があります。その骨折とは疲労骨折と呼ばれており、毎日ハードにトレーニングを続けるアスリート、細かく言えば、筋力の発達期にあり、体力がまだ不十分な16歳を中心に、特に長距離選手に多くみられます。
[What?] 疲労骨折って何?
疲労骨折とは、普段は何ともない軽度の負荷でも、同じ部位に何度も力が加わる事によって骨にひびが入ってしまう事を言います。初期段階ではX線などにもひびが写りにくく、外傷が見当たらないのが特徴です。分かりやすく例えると、金属を一度だけでなく同じ箇所に対して、何度も負荷(曲げたり)を加える事によって強度が弱まって折れてしまうという現象と同じものです。これを工学的には「疲労現象」と言い、骨折に似た症状から疲労骨折と呼ばれています。
[Cause?] 原因は?
“辛される過度なトレーニングによる骨への負担
何度も同じ動作を繰り返す事でヒビが入り、その回復が追いつかず、更に新しいヒビが増える事で最終的には大きなヒビとなり疲労骨折を発症
∝АΧ敍の柔軟性の低下
足首が硬く可動域が狭い場合など、それによって筋・腱に負担がかかり、結果、疲労骨折を発症
6變鷲埖・過度な発達
筋力不足で筋肉疲労がおきやすくなり、骨に余分な負担が繰り返しかかり、疲労骨折を発症。逆に骨強度に比べ、筋力が発達しすぎていると、筋肉の収縮活動の繰り返しによって骨が疲労し、疲労骨折を発症
た搬療な問題
足部アーチの扁平足・回内足・脛骨内反などが原因により疲労骨折を発症

Chapter-1 こむら返り

Chapter-2 疲労骨折
Section-3 疲労骨折の予防と対処VOL.3
配信予定
予防と対処-2 コンディション維持に重要なアイシング
-1 アイシングの重要性
まず、一般の方々がアイシングと聞いてあまりピンと来ないと思いますが、アスリート達にとっては本当に日々のトレーニングから欠かせないのがアイシングです。しかし、現在でもアイシングは捻挫をした場合など、障害が起こってから行なうものと思っている方が多いのではないでしょうか?!アイシングとは、その日の疲労を早く取り除き、次のトレーニングにベストコンディションで望むための重要なケアなのです。又、患部を冷やす事によって痛みを和らげたり、腫れなどの炎症を抑えて、回復を助けたりする効果もあるのです。
-2 慢性障害の悪化と発生を防止
疲労骨折とは、慢性障害の代表例の一つになります。慢性障害とは、足がつったり・衝撃による骨折などの急性の激しい痛みとは違い、痛みが徐々に増していくもので、悪化していくと日常生活の中でも痛みを伴う事があります。初期段階では疲れや張りなどの軽い症状から始まるものですが、毎回同じ部位に疲れや張りを感じていると、最終的には痛みが出てきて、疲労骨折へと繋がっていく可能性もあるので。競技後はアイシング等のケアを行うことを心がけてください。アイシングにはそういった慢性障害の発生・再発防止に力を発揮してくれます。
重要視されるアイシングについて
【アイシングの効果とは?】
ア)疲労物質の蓄積を回避
トレーニング後というのは筋肉を再生させるためにエネルギーを送り続けているわけですが、その分無駄なエネルギーを使うことになり自分が自覚している以上に疲労がたまってしまいます。そこで活用されるのがアイシングです。アイシングすることにより体温や筋温を下げて、血液の循環スピードを遅くしエネルギーの無駄使いを防止。その結果、疲労蓄積の回避・軽減につながるのです。トレーニング・又は試合後というのはアイシングで疲労物質の蓄積を最小限に抑えて、その後にストレッチを行ない体内の疲労を取り除けば疲労回復のより高い効果を得る事が可能になります。
イ)怪我の早期回復
この事はアスリートの皆様も理解されていると思いますが、肉離れ・ねんざなどを起こしたら、直ちにプレーを中断し、アイシングをする事がとても重要です。肉離れ・ねんざを起こすと、靭帯などの組織が損傷し、細胞内の細胞液が流れ出て腫れたり、毛細血管が破れて痛みを伴ったり熱をもったりします。アイシングはそのような症状を軽減させる役割を果たすのです。
アイシングには、細胞液や血液の流出を抑える作用があるので痛みを和らげたり、熱を下げたりするのに効果的です。又、アイシングを面倒だという事で怠ってしまうと、腫れや痛みの範囲が広がってしまいます。つまり、怪我をした直後の対応の仕方によって治療期間に差が表れますので、今後の事を考えるのであれば、無理をせずにアイシングを適切に行なう事が重要です。
ウ)慢性障害の悪化と発生を防止
慢性障害とは、初期段階では疲れや張りなどの軽い症状から始まるものですが、毎回同じ部位に疲れや張りを感じていると、最終的には痛みが出てきて、大きな怪我に繋がります。アイシングにはそういった慢性障害の発生・再発防止に力を発揮してくれます。この程度の痛みなら大丈夫だと思ってプレーを続けると体は自然にその部位に負担がかからないように修正していきますが、その結果、他の部位に負担がかかり、また異なった怪我につながる可能性があるので、ご注意して下さい。
【アイシングを行うときの注意点】
ア)痛みの感覚がなくなってきたら終了
アイシングを始めたばかりの人は、冷やすことによって痛みを感じることがありますが、これはアイシングの時間が短すぎるために起こる事態です。痛みを感じた・感じるからといってアイシングを止めてしまうと意味がありません。時間の目安としては、10分〜30分ですがアイシングしたときの感覚の変化が一つの目安となります。
イ)皮膚の弱い人はシャツなどの上から
生まれつき皮膚が弱い人というのは、短い時間のアイシングでも、皮膚が赤く腫れてしまいます。皮膚の弱い人は、アンダーシャツの上からアイシングしたりすることを心がけて下さい。
ウ)アイシング時の睡眠
トレーニング後、疲れたからといってアイシングしたまま眠ってしまうと、凍傷や神経障害を招くおそれがあります。凍傷などが起きないようにタイマーなどで目安を取るのも一つの方法でしょう。
エ)入浴はアイシングの後
入浴をすると血液の循環が活発なるので、運動後の入浴はアイシング・ストレッチの後にしましょう。ラグビーなどのようなスポーツ後でどうしても汚れや汗が気になる場合はシャワーを軽く浴びる程度にとどめて下さい。

【アイシングの手順】
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アイシングに使用する道具には氷・氷のう・バンテージ・などさまざなサポーターなどがあります。患部によって使い分ける事をオススメ致します。
患部の状態を確認
まず、痛みがどこにあるのか?疲れが張りがどこにあるのか?などのチェックをします。アイシングを当てる患部をここで確認しましょう。
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アイシングの場所を確認したら、患部を中心に周辺も含めて冷やして下さい。この時、バンテージなどを使用し、固定して下さい。
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バンテージなどで固定し、安静にします。痛みがなくなってきた時(10分〜30分)が終了の合図です。
【種類別アイシング方法】
疲労回復の為のアイシング 慢性障害防止の為のアイシング

普段から疲れがたまりやすい所
張りが気になる所など
痛みや疲れを感じる所
過去に怪我・痛めた事がある所



.▲ぅ轡鵐10分〜30分
▲ールダウン10分〜15分
F浴・シャワー
.▲ぅ轡鵐10分〜30分
▲ールダウン10分〜15分
F浴・シャワー
ぅ▲ぅ轡鵐10分〜30分


・トレーニング後、なるべく早いタイミングで行なう。

・運動直後の入浴は疲労物質の流出を促進することになり、疲労が増してしまいます。
・トレーニング後、なるべく早いタイミングで行なう。
・痛みがある場合は無理にストレッチをせずに、入浴後、再度アイシングして下さい。
・トレーニングのオフの日でも痛みや違和感があればアイシングして下さい。

■各部位(下半身)のアイシングポイント】
足首 外傷が起きやすい外側を中心に冷やす 野球(野手)・サッカー・ラグビー・陸上バスケットボール・ハンドボール・スキースケート・体操
下腿部 前面は打撲・後面は肉離れが多い部位 サッカー・ラグビー・陸上・バスケットボール柔道スケート・体操・スケート
ひざ スポーツ障害が最も多い部位
アイシングで慢性痛の予防
野球(野手)・サッカー・ラグビー・陸上バスケットボール・バレーボール・スキースケート
大腿部 裏側のハムストリングスに疲労が蓄積 サッカー・ラグビー・陸上・バスケットボール柔道・スケート

■各部位(上半身)のアイシングポイント
手首 投げる・振る動作で負担が増大
バケツで冷やす方法が簡単
野球(野手)・テニス・ゴルフ・陸上(投てき)ハンドボール・バドミントン・卓球・剣道柔道・体操・ボウリング
上腕部 ひじや肩から痛みが連鎖する部位 野球(投手)テニス・ゴルフ・陸上(投てき)バレーボール・ハンドボール・バドミントン剣道・体操・水泳・ボウリング
前腕部 打撲による外傷が多い
広範囲のアイシングが必要
野球(投手)・テニス・ゴルフ・陸上(投てき)バレーボール・ハンドボール・バドミントン卓球・剣道・水泳・ボウリング
ひじ 野球・テニスでの傷害が多い
運動後は痛みがなくても、アイシング
野球(投手・野手)・テニス・ゴルフ・陸上(投てき)・ハンドボール・バドミントン卓球・体操・ボウリング
疲労が蓄積しやすい部位
慢性痛の予防にはアイシングが不可欠
野球(投手・野手)・ラグビー・陸上(投てき)柔道・スケート
首から肩までを同時に冷やす 野球(投手・野手)・テニス・ラグビー・陸上(投てき)・バレーボール・柔道・体操・水泳