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大会を支えるスタッフの方々。ニジローが取材&お手伝いをさせていただきました。


EVENT-25 第89回全国高等学校ラグビーフットボール大会
一回戦
■一回戦
 試合前の空、元気のない太陽、そして嫌な雰囲気の雲。
 初日の昨日、そして今日と朝日には恵まれていない今大会です。昨夜は雨が降っていたので、グランドも水を含んでいて少しやわらかいようです。でも滑るほどではないので大丈夫みたい。
 生駒山に雲がかかっています。生駒おろしに乗ってこちらへやってくるでしょうか?天気予報はお日様マーク、でも雨具、防寒対策しっかりと準備して花園観戦すべし!!です。雨が降ろうが、雪になろうが試合はあるのですから。
 しっかりと万全対策のニジローは、カバンが肩にかけにくいほどの姿に。試合会場から会場へと移動すると軽く汗が??でも動かずにいたらこれぐらいでいいのです。風も強いと気温よりも体感温度は低くのですから。
一回戦 一回戦 一回戦
チームワーク はい! 心一つに
 今日は一つの試合会場で3〜4試合か行われます。そのため試合終了直ちに次の試合チームと入れかわらないといけません。
 このベンチの入れ替わり、次のチームを配慮する紳士的な行いが出来るかどうか。そう団体行動ですから、全員の意思統一が行われていなければ、誰かが大声を出さないといけなくて、紳士的とは言えない明け渡し騒動になってしまいます。試合の展開によってはそんな配慮の余裕など生めない場合だってあるのです。そして選手達よりも大所帯なのが応援団の方々。
応援席も数分で入れ替わらないと、もたもたしていたら試合が始まってしまいます。この入れ替わりマナーは花園経験数と比例しています。
 試合会場前で、応援のみなさんが集まって、チームの経験を伝え、意志の統一のようです。そう次の試合の応援をされる方々も自分達と同じ、選手たちを確りと観て、見逃すことなく応援したい!のですから。
 他に不快感を与えることを平気でする。またしていても気づかない。ここは「聖地花園」です、そういうそぐわない行動をする者達はこの地に長くは止まることは出来ないところです。
 チームメディカルスタッフが「大丈夫か」と試合開始寸前の1人の選手に声をかけました。「はい!大丈夫です!」と笑顔の選手。彼の足、膝は・・・。彼が特別なわけじゃなく、他のチームにも同様の選手が存在します。
 出血していなければプレーすることは認められます。
 いろんな試練を乗り越え、戦いを制したチームがこのステージに立ちます。彼の活躍があってこその花園の舞台だったのかもしれません。多少の無理や頑張りがあってこそ。代償を払うこともあるでしょう。
 でもこの時はいと答えた彼の笑顔はこれからここで試合が出来る期待に輝いていました。
 そして、試合開始寸前に監督から選手たちにかけられた言葉は「しっかりとやれ!」でした。頑張れとか、楽しめとかは耳にしますが、この言葉は新鮮!
 1人、ひとりここで成すべきことはもう十分すぎるほど判っています。そう何を成すべきか、何をするにしても「しっかりと!」それで全てですよね。
 
 
 チームによって試合に入るスタイルがあります。
 円陣を組み声を掛け合う、部歌、校歌を歌う。声を出すことで気を込める。
 選手たちに合わせて応援団も共に歌う。声が一つに成って会場を満たす。選手達同士が掛け合う声に合わすことは出来ませんが、歌なら共に気を込めれます。
 沢山の気を貰い、選手達がフールドへ飛び出して行きました。
一回戦 一回戦 一回戦
ジーンズ??! 量がましました 劣ることなかれ
 部員にとっての特別な装い、晴れ着は、ジャージ、公式ジャージ以外にはないですよね。
 練習試合でもこのジャージに袖を通すことはありません。部員にとっての第一正装です。
 そしてこの正装は個人保有にものではありません。そのチームのそのポジションに相応しい部員が身に着ける権利を得られるだけで、ジャージはチームのものです。
 一個人が手に入れられるものでもありません。
 試合の途中、雹混じりの雨が降りとても寒かったです。
 その中、選手達と同じ姿、ジャージで応援していた先輩たちです。彼らは後輩の応援にレプリカジャージをまとい、一緒に戦っていたのです。
 で、下はジーンズ。
 OBになった彼らにとっても、たとえレプリカであったとしても、これを着るのは特別なときということはかわりません。今日の応援はそう特別の時です。特別な想いでこのジャージを着るときはまたいいかげんな自分では着れないはずです。そう、着るに相応しい自分でいなければ!
 いつまでも変わることなく、このジャージをまとえる自分で有り続けていてください。
 昨年度から、この全国大会において、タッチフラッグが、このポールに変わりました。
 四角錐のこのポールには全国高等学校ラグビーフットボール大会と表記してあります。
 選手達が怪我をしないように安全なつくりになっています。
 ただ、ちょっとかさ張るので、フラッグのように一人で多く持てなくなったようです。 
 会場を片付ける補助役員の高校生のみなさん、ありがとうです。今日は四試合この会場で行われました。長い時間寒かったですよね。片付けが段取りよく早く終わりますように!ご苦労様でした。
 試合球を一球、一球丁寧に洗って、そして拭きあげます。風が吹き抜けるバックヤード、洗う手も、拭く手も真っ赤、さぞ冷たいことでしょう。
 本当に丁寧にボールを扱う彼ら。決して手を抜きません。それが担当する役割であるとしても、傾き始めた日差しの中の彼らは、今日試合を行っていた選手達に劣ることなくニジローには眩しかったです。
 プレーをする選手たちに会うのも楽しみですが、会場のいろんなところで役割をこなす同じ高校生、彼、彼女達に出会えるのも大会にくるもう一つの楽しみです。
 大会観戦に来られる皆さんも、選手たちを、大会を裏で支える彼らにちょっと目をやって、頑張っていたら応援してあげてくださいね。