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EVENT-16 08高校ラグビー夏合宿
伏見工業高等学校ラグビー部レポート2
■伏見工業高等学校ラグビー部レポート2
 11日間の合宿。うち9日試合を行います。霧や雷雨で試合が中止となるチームもありましたが、伏見工業では、1年生の試合がハーフで中断された以外、全て消化されました。
 全国の舞台に立ったとき、対戦するであろうチームとの試合。その1年生どうしの試合もなかなかです。負けられない!気迫充分です。また、伏見工業高等学校に入学して、ラグビー部に入部したという部員も紅白戦じゃない、試合を体験します。
 その全ての試合の前と後に、総監督、監督は叱咤激励をなさっていました。
 そしてその話を聞いている部員達の顔は皆、伏見工業ラグビー部の顔です。
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影のチーム 爽快です! 勝負の世界
 毎日試合数だけの種類のジャージを準備します。
 事前に対戦チームとジャージの確認をして、色が同じ、紛らわしくならないようにします。
 伏見工業ラグビー部には5人の女子部員、マネージャーがいます。
 83名の男子部員をサポートします。
 他の部員よりも「早く」そして「遅くまで」が普通。
 練習の間も、試合中も、そして宿舎でも、きっと気を配らなくてはいけないのが彼女達なのでしょうね。
 きっと彼女達にも受け継がれている伝統があることでしょう。彼女達は伏見工業ラグビー部として頂点を目指すもう一つのチームなのでしょう。
 伏見工業が滞在する宿舎からグランドまで、ニジローの足だと軽く30分はかかってしまいます。それ以上かな?
 宿舎とグランドの移動、朝練習に向かう時は全員歩いて行きます。
 7時練習開始。それまでにグランドに着くように宿舎を出ます。早く行って個人練習をする部員、アップの代わりに軽く走るにはちょうどよい距離かもしれません。
 練習の帰りや、試合への移動は、宿舎の送迎バスに乗ります。
 ただし、強制ではないようです。グランドからの帰り、走る!選択はありのようでした。
 バスいっぱいの部員!下界じゃ冷房きかないの??くらいきっと暑く感じることでしょうが、ここでは窓を開けて走ると、爽快です。風がとっても爽やか!気持ちいい!部員もこの笑顔です。
 
 体調不振や、怪我など、また試合での調子、対戦チームなどの条件で、試合に出るメンバーは変わるようです。
 部員たちが群がる中心には、今日の試合メンバーが張り出された掲示板が置いてあります。
 試合開始時間も記載されています。
 ニジローも見せていただきましたが、試合に出ることができない部員以外の名前が試合ごとに、ポジションにちゃんと分けて掲示されていました。
 部員は自分が何時からどの試合にでるのかを確認していました。
 ここはポジション争いや、上のクラスのチームへ上がる個人の勝負の世界なんでしょうね。
 頑張れ、みんな!
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芝くん・・・ 誰よりも 新たなページ
 毎日、毎日、練習します。合宿です。
 一ヶ月ほど前、第一次菅平のとき、このグランドを見にきました。あたり一面グリーンのじゅうたんでした。
 午後、試合時間に雨がここ数日降ります。試合を終えたチームがグランドサイドで練習をしていました。
 で翌日、見事に耕された芝です。
 人数が多いこともあるでしょう。でもこれくらい、練習をした!ということだと思いませんか?
 グランドを管理していただく宿舎には申し訳ないのですが、部員達はこのグランドで、ほんとうに頑張った!その証です。
 朝雨の場合はグランドが荒れるのでグランドで練習はせず、走りこみ練習をするとうかがっていましたが、朝は雨、大丈夫だったこの合宿期間でした。
 試合中止されることなく消化されました。9試合中6試合がこのグランドでおこなわれました。厳密には、6×3、少なくとも18試合が行われたのですから・・。
 芝のグランドで思いっきりプレーが出来る!
 
伏見工業高等学校の校庭、グランドは普通の高校の極一般のグランド。当然のことながら土のグランドです。毎日の練習はサッカー部とフィールドを半分に分けて練習しています。
 練習での擦過傷は普通です。
 そういうとここでそのようなキズで血を流している部員はいなかったように思います。
 そう、ラグビーって、芝の上で行う競技だったのですもんね!
 芝くん、ごめん!そしてありがとう!
 管理いただく宿舎の方にも、すみません!ありがとうございます!です。
 伏見工業ラグビー部の初の全国制覇。このときのスクラムハーフが今の高崎監督であることはご存知の話ですよね。
 誰よりも一番ボールに触れるポジション。
 伏見工業ラグビー部では、そのハーフ陣が部のボール管理に責任を持ちます。
 ボールを無くすなんてありえません。数の管理なんて初歩です。毎日練習開始前に空気を入れます。初日に空気の入れ具合を監督がチェック、ベストのボールを手にして、他のボールもこれに合わすようにと。これは入れすぎ、これはもう少しいれないと・・。触った感触でわかるように覚えるようにと。それくらいボールに触れる、そういうポジションなんだ。と思いました。
 練習球と試合球を持って来ています。
 試合相手のグランドに出向くときにも大きなボールを入れるバックをまだ小さな1年生が背負っていきました。大きい体格のハーフもいますが、小さい体でラグビーを始めるとき、他のポジションでは難しい場合もあります。比較的小さな身体でもこなせるポジションとされるのがこのスクラムハーフです。小さな彼が大きなバックを背負う姿は何だか微笑ましく、応援したくなってしまいました。
 試合が終わったグランドの片隅で、連日の使用で汚れたボールを磨く二人のスクラムハーフ。
 来年、このグランドの君はきっと大きく、たくましい、伏見工業ラグビー部のスクラムハーフとなっていることでしょう!
 その君に、また会いたいです。
 長かった?アッとうい間だった?合宿最終日をむかえました。
 この日の朝の練習で08年菅平合宿を終えます。
 マネージャーと保護者会の方々で、練習をする部員たちの脇で、本陣の片付けがはじまりました。
 準備、片付け。こういう業務がきちんと出来るから練習、試合が支障なしに行えるのですよね。
 それが仕事!と、言えばそれまでですが、部員一人ひとりが、部員としてやるべき仕事を責任をもってやれる。先輩から後輩が学ぶ。それが自然に受け継がれている。
 全てにおいて「基本」の大切さを感じさせてくれるチームです。
 伏見工業高等学校は「京都」の公立高校。地元、地域との距離は密接?と思います。
 荷物の積み込みを手伝われている保護者会の方々の中には、元伏見工業生、そして同じグランドで汗を流したとういラグビー部OBの方も数名いらっしゃいます。
 父がラグビーをしていた。息子もラグビーをやっている。という事はわりと耳にしますよね。
 世代を越え、同じ部で、同じ目標を目指す。
 こういうのって「親父」はきっとうれしいのではないでしょうか?
 グランドで最後の練習をする息子の姿を目で追うことなく、黙々と作業が進められていました。
 最初に訪れたグランドの風景となりました。
 ただ、フィールドにはしっかりと部員達の軌跡が刻まれています。
 またここでの新たなページが加わったことでしょう。
 高原はもう秋を感じます。
 暑いと思っていた夏が遠のいていきます。